個人宅リビング 新工法のテーブル天板(ウォールナット)

製作の事例

無垢の一枚板に代わる、新工法により製作した天板です。厚み3ミリの無垢板を高圧プレスで芯材の上下に接着して、側面にはさらに厚い木材を接着しています。芯材にはMDF等の集成材を使用しており、そこに厚さ3ミリの無垢板を張り付けるのは当社オリジナルの新工法です。

無垢板は変形やひび割れ等の経年変化が起きやすく価格も高価ですが、この新工法では無垢板の様々なデメリットを回避でき、さらに突板の脆弱性も克服した、それでいて無垢板とほとんど変わらない見た目・質感をお楽しみいただけるのが最大の特徴です。

この工法を利用すれば、様々な無垢材で製作可能です。テレビボードやカウンター製作にも多数の実績があります。側面の無垢材には厚みを持たせているため、まるで無垢の一枚板のような面取り・R加工が可能で、外観はほとんど無垢の一枚板のような雰囲気に仕上げることができます。また、傷が入ったときの修復も無垢の一枚板と同様に可能ですので、突板家具とも一線を画した技術です。